色素沈着

メラニンの色素沈着をおこしてしまっているにきび跡の治療法を解説します。紫っぽい色素沈着から茶色っぽいにきび跡の色素沈着まで、その対処法を詳しく見ていきましょう。

色素沈着とは?

にきびの色素沈着イメージ画像にきびができていたところに、赤や茶や紫のシミのような跡が残ってしまうことを色素沈着といいます。実は、日焼けなどの紫外線によってできるシミと同じ種類のもので、ダメージを受けた皮膚が過剰な防衛反応をおこすことで発生してしまうものなのです。

ただし、にきびによる色素沈着は、進行状況によって大きく3種類に別けられ、ヘモグロビンの影響によるものと、メラニンの影響によるものでは、皮膚の表面に表れる色素沈着の症状も異なってきます。症状の進行にともない、紫色に色素沈着するものと、茶色く色素沈着するものがありますので、その進行順に解説していきましょう。

①紫の色素沈着

炎症が起こった赤にきびや化膿した黄にきびが治った直後によくみられるのが紫っぽい色素沈着です。これは血液中で酸素を運ぶヘモグロビンのせいで起こります。にきびが炎症を起こしたり、化膿したりして肌の真皮細胞まで影響を及ぼすと真皮にある毛細血管を破壊して血が出てきます。この血の中にヘモグロビンがあるのですが、ヘモグロビンは酸素を失うと紫色になり、それが皮膚にしみ込んで紫の色素沈着が起こります。

②茶色の色素沈着(初期)

ヘモグロビンの色が薄くなってくると、次は茶色っぽい色に変わります。これはにきびが発生する過程でできた活性酸素の影響でメラニンが大量に作られたために起こります。メラニンが大量に作られると肌のターンオーバーが間に合わず古いメラニンの色が皮膚にしみ込んでしまいます。そのため肌の表皮で茶色い色素沈着が起こるのです。

③茶色の色素沈着(後期)

肌のターンオーバーが正常になってくると表皮の深部で色素沈着していたメラニン色素が表皮の外側に押し出されてきます。この時には色が薄くなっていることがほとんどです。ただし、表皮のターンオーバーのサイクルはおおよそ28日前後なので、にきび跡の色素沈着がすべて押し出され、なくなるまでに最短でも28日前後かかるということになります。また、ダメージが大きい場合は28日前後たっても消えないことがありますし、もっと悪いと一生残ることもありえます。もしなかなかにきび跡の色素沈着が消えない場合はきちんとクリニックやメディカルエステなど専門機関でケアすることをおすすめします。

色素沈着への対処法

にきびで炎症が起きてそのあとに色素沈着してしまうと、ずっと残ってしまいます。そのにきび跡の色素沈着を改善するためにはターンオーバーを正常化させる必要があります。肌を正常に生まれ変わらせることが重要なのです。そのためにはしっかり洗顔して、古い角質を残さないようにしましょう。ただし、だからといってにきび跡の色素沈着が起こっている部分をごしごしこするのは逆効果です。刺激を与えることでにきび跡の色素沈着がますます長引いてしまう恐れがあります。また、メラニン色素には紫外線も大敵です。肌の中からターンオーバーを正常にすることも大切ですが、外部からの刺激にも十分注意しましょう。

にきび跡の色素沈着を改善するためには、色素沈着している角質や汚れを落としてあげればよいのです。ですから角質のケアピーリングが手軽に行えるピーリングせっけんで洗顔するのをおすすめします。また、体の中からケアするのであれば「ハイチオール」「チョコラ」などの市販薬も効果的だといわれています。また、また薬ではなく化粧品にもにきび跡の色素沈着対策として有効な成分があります。「ハイドロキノン」や「トレチノイン」と言った薬剤が入った化粧品です。実は「ハイドロキノン」や「トレチノイン」はにきびに有効で、海外では市販薬として販売されていますが日本では医者の処方が必要です。しかし、これよりも薄い濃度であれば化粧品などに使用できます。ですから、これらの成分が配合された化粧品は日本でも購入可能なので、にきび跡の色素沈着に悩んでいるのであれば試してみても良いかもしれません。

しかし、にきび跡の色素沈着のケアで、即効性や効果の高さを求めるならやはりメディカルエステやクリニックで自分の肌にあったピーリングをしてもらい、ターンオーバーを正常にするケアをしてもらうのがおすすめです。

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